一枚上手を取られつづける

好きなものに心を動かされてきた二次元三次元両刀型オタクの記録

Endless SHOCK 2018

Endless SHOCK 2018、無事大千穐楽を迎えたとのこと、おめでとうございます。本当にお疲れ様でした。
今年もありがたいことにご縁に恵まれ、2月、3月と数回観に行くことができました。
今日こそは全体を見てやるぞ、ロックオンは次の機会にしよう、と思っても結局一度始まったら自担から目が離せなくなる病気へ罹患しているくせに、極度の鳥頭により全然感想が書き残せないんですよね、いつも。
今年こそは、今年は特に残しておきたかったのでなんとか思い起こしてメモにしておきます。うろ覚えすぎて「多分」とか「確か」が500回くらい出てくると思いますが許してください。

申し遅れましたが、私はKinKi Kidsのふたりをジャニオタとしてのホームに据えた福田さん担、ふぉ~ゆ~担です。
これを前提にして大きく偏ったメモ書きになります。その点ご了承ください。主語がないのは大体福田さん、フクダについての話です。


OP

その顔がー!見たかったよー!って毎年思ってる。もう本当に楽しそうに笑うんだ…その笑顔が好き…。
この時点でロックオンが始まってしまう。意志が絹ごし豆腐。
確かOP CONTINUEの時だったと思うんですけど、優馬・福・越か福・越・松でセンターにまとまる立ち位置があって、その間の一瞬福田さんが0番に立つんですよね。ぶわっと興奮する瞬間。
あと、個人的KAWAIIポイントはこれ。

So Feel

フッキングの伏し目鑑賞タイム。命を預かって空に送り出す、空を舞うカンパニーのトップを見上げる、その誇りを持った顔は何度だって見ていたいなあ。
それにしてもこの時のコウイチのある意味スタンダードなフライング、めちゃくちゃ美しいですよね???

NEW HORIZON

すり~ゆ~のジャケットの色が水色から深い青色になったぞー!!!
この衣装でステフォが残らなかったのはちょっと残念だったな…高級感あってとってもよかった。

YMD

ニューホラエンディングからYMDへの、高揚感から高揚感へのバトンタッチ!みたいな熱量がすごく好き。
これ毎年なんですけど、「千穐楽お疲れ様ー!」のところであわやこっちも拍手しそうになっちゃいません?ならない? 私は結構高い頻度で手を叩きかける。
あとすりゆというかコウイチ側の人たちのライバルに対する「But you are wrong」っていうコーラスけっこうひどいよな、と割といつも思ってます…笑
いやー、この時のカンパニーの多幸感がなあ、ほんとにほんとに大好きなんですけど、これがこの後長く続かないんだなと思うと切なくなる瞬間でもあります。
今年はユウマの指輪を見たコシオカの「集合!」からのくだりが大人の悪ふざけで笑った。「大人の話だからねえ」ってユウマを遠ざける3人(というかフクダ)に対して「俺だって大人だよお!!」って怒るユウマめっちゃ可愛かった。
ていうか「集合!」の掛け声で3人がスッ…って集まるの面白すぎない?いつもそうやってつるんでるんだな年上組は??っていう妄想が広がる。

ONE DAY

リカが渡したネックレスに対して何か言おうとするマツザキのこと窘めるの、まじお兄ちゃん。
下手でわちゃわちゃしてるフクマツが可愛いんだよなーあ。流れ星嬉しいねよかったね…。
コウイチがフクダの洋服のポケットいじいじするのも、「シェイクスピアって8月のやつー?」も、屋上は空間ごと全てが可愛い。間違いない。
いつかのレポでお見かけした、コウイチの「お前も6月のやつ頑張れよ」と「嬉しい」と照れまくるフクダ、の図も目に浮かぶようで、それも本当に可愛い。可愛いしか言ってない。

It’s A Wonderful Day

公園のシーン、一番印象に残っているのはパーカッションのリズムに合わせてコウイチがONE DAYのメロディーを思いつくところ。
この時、ユウマが本当に驚いたような顔をするんですよね。その後に「かなわないなあ」って聞こえてきそうなくらい悔しそうな、でも嬉しそうな表情。どうしてこの後あんなことになっちゃうんだろうなーーー(まだ言う)
コウイチがコシオカに「お前だけは何があってもユウマの傍にいてやってくれ」っていう台詞、こちらからすると唐突に思えて、でもコウイチにとっては自然な流れだったのかな…。なかなかここまでのコシオカの動きに注目しきれていないから、でもきっとライバルをごく自然に気に掛けられる優しいお兄ちゃんってことなんだろうなと解釈している。私の目と頭が足りない。
「大劇場に行きたいか?」のくだり、前からフクダは「そりゃ行きたいけど…(オーナーを見る)」ってオーナーの劇場のことを気にしていたんだよねえ。少し前?今年から?はっきりと「オーナーの劇場のこともあるし…」ってはっきり言葉にしていて、分かりやすいです。コシオカとは別のベクトルのお兄ちゃん。そしてマツザキは多分ライバル側の子たちと同じ目線に立てるお兄ちゃん。三者三様。

Jungle

タツミが恋しくなった。笑
いや、Jungleの辰巳くんの「ぼくこれ得意です!!好き!!」みたいなダンスめっちゃ好きなんですよ…まじ似合ってるよね…。

Change The World

こ、コシオカーーーー!!!(文章はここで途切れている)
いやいや、ほんとずるいよねかっこいいよねコシオカ…私この曲中ずっとコシオカのこと追ってたもんな…。
パンフで「ユウマらしくない曲、だからユウマはきっと『なんでだよ』って思ってる」ってこーいちさんが話していた(意訳です)のを読んでから、あれだけ加入に反対していたナオキがこの曲でソロパートを演奏しているのを見ているユウマの背中を眺めながら、何を思っているのだろうと少し切ない気持ちになってしまったのでした。

SOLITARY

何も言えねえ。毎回イントロが聞こえてきてレーザーが広がっていく様を見つめながら身構えちゃう。
今年弦が生演奏になって、歌も生歌になってましたよね。最後のセーフティーを外す音の追加もすごくよかった。
いやーーーこの演目は何度見てもダメだ、息をするのを忘れる。そのハットのかぶり方の角度完璧だからやめて、いややめないで。顔が絶妙に隠れるおかげでまったくステフォにならないハット済のSOLITARYですが、いいよ、自分の心に深く刻みつけてるから…でも欲を言えば顔見えなくてもいいからハットonの写真が欲しいな……。
ユウマが出てこない、でちょっと焦りながらも周りの人に目配せをし、その直後にスッ、と曲の世界観に入り込んで一瞬で瞳の温度が氷点下になるのがめちゃくちゃ好きなんです。
もうひとつ、個人的好きポイントは間奏の時に胸でリズムを打つ瞬間です。最高。

Japanesque

鈴のプロ・フクダ、今年も完璧なお仕事っぷりでした。
私は今年が山賊岡さん初見だったんですけど、いやーいいですね、とても似合う。マツザキの槍回しとコシオカの刀回しの対峙、最高でした。
今年の階段上の事故、ユウマは本当にどうしたらいいか分からない様子で「止めろ!」って周りに叫んでいたし、刺す気なんかこれっぽっちもなかったのに手が滑って斬りつけてしまった、っていうのが見て取れたなあ、と。
呆然とするマツザキ、フクダ、ユウマ、飛び出してきて全員に声を掛けながらユウマに駆け寄っていくコシオカ…一段と胸が詰まるシーンでした。
最後にひとつ、ハッピーエンドのJapanesqueの結末を教えてコウイチ!!

ドアラシェイクスピア

中央に集まってきたときのニヤアっていう表情、何回見てもヒエッ、ってなってしまう。
シェイクスピアで仮面を外すゾンビってフクダとマツザキだけなんですよね。ユウマを追い詰めるのはコウイチとその二人。コシオカという人物はここでは出てこない。それだけユウマはコシオカの存在を支えにしていたんだろうなあ。

Don’t Look Back

迎えに行ったわけではないけど、そこにいたユウマに傘を持たせるコシオカ…その胸中は察するに余りある…。
この時のコシオカって色々なものの板挟みですよね、ユウマ、フクダとマツザキ、そしてコウイチの「傍にいてやってくれ」の言葉。病室を見上げる横顔が切ない。

NYD

このシーンはねえ…みおリカがとにかく泣かせにくるんだ…。
今まで私が見てきたリカは、この曲を歌って踊るコウイチをどうしていいか分からず、なんならちょっとした恐怖感を抱きながら眺めていたように感じていて。
でも今年は、すごく嬉しそうに、愛おしそうに、でも悲しそうに見ていました。そりゃそうだ、いなくなったと思っていた大好きな人が目の前で踊っているんだもん。たとえ幻でも。そしてそれは幻だから。
あのリカの表情を見ていたらこっちまで泣きそうになってしまった…その解釈が私はとても好きでした。
それとは対照的に、フクダもマツザキもとにかくただひたすらに嬉しそうで。何も知らないが故にそう思えてしまう。ある意味で残酷な瞬間なのかもしれない。
最後、「あの衣装持ってこい!」で瞬時に理解して駆け出していくフクダの右腕感がすごく好きなんですよねえ。

Higher

私は!とにかく!Higherという演目が大好きです!!!
特にフォーメーションがどんどん前に出てくるあたりからの間奏のメロディーとダンスで興奮しすぎて泣きそうになってしまう。
笑顔、全身から迸る嬉しさ、先の先まで躍動する手足…この曲を踊る福田さんを見ると、私は何回だって踊る君に恋をするのだと、何度も何度も思うのです。
そうやって高揚感と興奮に溢れているHigherですが、きっとコシオカを見てしまったら手放しで「最高!フウウウ!!」って言えない…「ユウマ!」の叫び声が本当にずしんときたなあ、って。

告白シーン

ここまで周りを諭して見守っていたフクダがここに来て「いい加減にしろって言ってんだろ!」「そうじゃねえだろ!」って初めて語気を荒げるんですよね…しかも全部コウイチのだめだわ…どこまで大切なの…って胸が苦しくなる。その後に待ち受ける現実を知っているから余計に。
コウイチがもういないって分かって、ずっとずーっとコウイチのこと見ているんですよね。さっきまであんなに感情をむき出しにしていたのに、静かに静かに見つめている。もっと取り乱していいよ、悲しかったら泣きなよ、って言いたくなるけど、フクダはそれを是としないんだろうなあ。
リカの「逃げないで」がすごくよかったな、優しくて凛としていた。

夢幻

私の大好きなリボンフライングーーー! 赤い布が下りてきた後に、ステージの奥に向かって勢いよく引かれていく瞬間の美しさが好きなんです。
2月のはじめのほうで観劇した時は、ユウマの太鼓がなかなかにボロボロだったんですよ。思わず「うわーっ、がんばれ…!」って手に汗を握ってしまって。
でも3月に観に行ったらすごくよくなってました。積み重ねだなあ…あとコウイチの腰に回すユウマの腕に遠慮が見えなくなっててよかったねえ…って。笑
命を燃やし尽くそうとしているコウイチ、それを支えるカンパニーの煌めきみたいなものにいつも目頭が熱くなってしまいます。ほんとにこの時の群舞が美しくて言葉にならない。

ラダー

いつも最初のフライングを見届けた後ステージ上の太鼓をガン見しててごめんなさい…。
マツザキはいっつも上半身がブレない美しさで、フクダはここで感情が爆発している。最初はじっと手元を見つめているけど、覚悟を決めたように梯子から梯子へ舞うコウイチを見上げて見つめる、その時に何かを受け入れたような印象を受けたのでした。

マスク

コウイチの傘フライング、本当に夢みたいに綺麗ですよね。フクダが傘持ってくる時の紫色のひらひら衣装があの一瞬だけなのがもったいない。いつぞやこのシーンのステフォが出た時に「美しい傘の付喪神だ…」と思ったことはちょっと反省しています。
今年から新しく追加されたコーラス隊、ちょっと不気味に感じてしまうくらいで「や、やめてーーーコウイチを連れていかんでくれーーー」と心の中で叫んでた…完全にどこかしらからの使者だもんな…あと彼らの衣装にめちゃくちゃFFっぽさを感じていました…。
ドラマでの経験値もあったからか、ユウマの日舞が大変美しかったです。

夜の海

「俺は絶対に忘れない」の言葉、言い方、私もきっと絶対に忘れないだろうなというくらい、好きだったなあ。あれだけ力強く言ってもらえたら信じられるもんな、コウイチのこと、コウイチと過ごした時間、コウイチがくれたものをこの先も絶対に忘れないで生きていくんだと思う。
初めてSHOCKを観た時から、この曲の物悲しさと優しさと美しさと、ステージ上で舞っている赤が描く物語みたいなものがずっと好きで、「ああ終わっちゃうんだな」っていう寂しさと一緒にいつまでも覚えていたい瞬間です。

大桜~CONTINUE

大桜でコウイチを抱える時の横顔がさあああ、本当に優しいんですよね…。
実は、私は毎年このCONTINUEで、フクダが険しいとまでは言わないけれど晴れやかとは表現できない表情をしているのをすごく感じていました。まじでループしそう、って私も思っていたのはこれに寄与するところがかなり大きいです。笑
いつだったか、3月末のその年の自分的最終観劇日にようやく柔らかい表情になっているのを初めて見て、このフクダは結末を受け入れたんだなあと勝手なことを考えていたこともありました。
今年は、というか今年も決して手放しで晴れやかではなかったけれど、これまでみたいな思い詰めているような様子は見られなかったなあ、と。
そういう感想を抱いていた中で、雑誌*1の座談会で「今までのフクダはコウイチを神格化していたところがあったけど、今年はその意識がだいぶなくなった気がする」と語っていたので、「やっぱりかー!」って膝を打ちました。私が受けた印象はあながち間違ってはいなかったんだと思います。
コウイチが絶対の存在(独裁ということではなく)だったからいなくなったことなんて到底受け入れられない、から、受け入れられないけどコウイチが時には迷いながら愛したこの場所で一緒にやっていくよ、っていう、フクダが見た「ここから続いていく先」みたいなものを全編通して我々にも見せてくれたのかな、と思っています。
そういった変化をステージ上で表現して、客席まで演技を通して伝えてくれるのがすごく嬉しかったんです。伝わってるよ!って言いたい。インタビューを読んだのが最終観劇後だったので次のお手紙に書こう…。



…うろ覚えの割に意外と書くことあった。改めて濃度が特濃100%オーバーだな、Endless SHOCK…!
今年もとても楽しい時間をありがとうございました。毎年、「前に進むとはどういうことか」を改めて考えさせられている気がします。
そして出演者の皆さま、とくにすり~ゆ~の皆さま、とにかく今はごはんをたくさん食べて行方不明になったほっぺたを取り戻してください…毎年のこととは言え大変心配になります!!

最後に、該当担の戯言として聞き流していただいて構わないんですけど、福田さん本当に歌がうまくなったと思うんですよ…。
でもなんだかんだ毎回現場後に福田担の友達とこの話題で盛り上がるものの、お互い「贔屓目が邪魔をして正常な判断ができない…」と戸惑う羽目に。
まあオタクのそんなブレブレ評価は置いておいて、雑誌*2のインタビューで「歌うことが楽しくなってきた」って話していたのがとてつもなく嬉しくて。
きっと長らく苦手意識があったであろう歌うことに対して、楽しいと思ってくれたことがすごく幸せです。嬉しい、ほんとに嬉しい!
座長としてステージに立つ「DAY ZERO」、楽しみにしています。

*1:ダンスクvol.24

*2:ステスクvol.31